ラス・アノド (Laascaanood)
ラス・アノド(Laascaanood, لاس عانود, Las Anod)はソマリアスール州の州都. 現在はソマリランドが実効支配しているが、プントランドも領有権を主張している. 主な住民はソマリ族の氏族.
ラス・アノドはプントランドの州都ガローウェとソマリランドの州都ハルゲイサを結ぶ道路上にある要所であり、古くから交易路上のオアシスとして利用されてきた. 市内は丘に囲まれており、水も豊富である. ソマリア内戦前は小さな町であったが、内戦後はソマリア各地からの避難民が集まり急成長している. ソマリア以外にも、エチオピア、ケニア、ジブチから来た人も集まっている.
ラス・アノドは2021年時点で、ソマリランドの支配下にある. ソマリランドは東のプントランドと紛争状態にあり、両地域を結ぶ道路上にあるラス・アノドは戦略上の要所でもある. 周辺の都市とは公共バスで結ばれており、これらの都市の住民はラス・アノドを経由してソマリア各地に移動する.
ラス・アノドには公立、私立の学校も多く、大学もある. 大学の名はヌガール大学(The Nugaal University)で、2004年9月に設立された. 2009年時点の学生数は60で、その内、卒業見込みは20である.
ラス・アノドの主な産業は牧畜と通信である. ラス・アノドの税収の4割が通信関係によるものである.
ラス・アノドはプントランドの州都ガローウェとソマリランドの州都ハルゲイサを結ぶ道路上にある要所であり、古くから交易路上のオアシスとして利用されてきた. 市内は丘に囲まれており、水も豊富である. ソマリア内戦前は小さな町であったが、内戦後はソマリア各地からの避難民が集まり急成長している. ソマリア以外にも、エチオピア、ケニア、ジブチから来た人も集まっている.
ラス・アノドは2021年時点で、ソマリランドの支配下にある. ソマリランドは東のプントランドと紛争状態にあり、両地域を結ぶ道路上にあるラス・アノドは戦略上の要所でもある. 周辺の都市とは公共バスで結ばれており、これらの都市の住民はラス・アノドを経由してソマリア各地に移動する.
ラス・アノドには公立、私立の学校も多く、大学もある. 大学の名はヌガール大学(The Nugaal University)で、2004年9月に設立された. 2009年時点の学生数は60で、その内、卒業見込みは20である.
ラス・アノドの主な産業は牧畜と通信である. ラス・アノドの税収の4割が通信関係によるものである.
地図 - ラス・アノド (Laascaanood)
地図
国 - ソマリア
ソマリアの国旗 |
1991年勃発の内戦により国土は分断され、事実上の無政府状態が続いていた. のちにエチオピアの軍事支援を受けた暫定政権が発足し、現在では正式な政府が成立したが、依然として一部地域を他の国家であると主張する政府が統治している. 現在の国土はソマリア連邦共和国政府が統治する中南部と、91年に独立宣言した旧英領のソマリランド共和国(首都ハルゲイサ、国際的に未承認、東部地域でプントランドと領土紛争)の北部、おもに南部に展開するイスラム急進派アッシャバーブ支配域に大きく3分割されている.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
---|---|---|---|
SOS | ソマリア・シリング (Somali shilling) | Sh | 2 |